その知恵と技術を集結したオリジナル丸メガネフレーム
ガイヤード(Gaillard)
ガイヤード 42□24 バラフ横流れ
メーカー参考小売価格 ¥29,700(消費税込み)
ガイヤード(Gaillard)について
設計:岡本真行
セルフレームの丸メガネ
鼻パッド付きの「ガイヤード」が完成
他の素材のメガネではなかなか味わえない、独自のボリューム感を持つものが、セルフレームの丸メガネです。
福井県鯖江市の、蔵で寝かせて乾かし、油脂成分を凝縮したという『濃厚アセテート』を用いた丸眼鏡。
鼻パッドを広く設置し、レンズ部はやや小さめに。
それはデザイン・企画が高難度となる分野。
製作は難航をきわめましたが、ようやく自信作が登場しました。
その名は
『Gaillard(ガイヤード)』といいます。
ガイヤードの玉型
真円・ 疑似真円・ ラウンドオーバル
の3型のレンズタイプがあります。
ガイヤードのサイズ
真円は → 42mm (上下幅は42mm)
疑似真円 → 43mm (上下幅は41mm)
ラウンドオーバル → 44mm (上下幅は40mm)
となっています。
レンズとレンズの間の幅は24mmで、セルフレームの丸メガネとしては「やや広め」です。
フロント部総横幅は、真円の場合は129mmあり、横の「智(ち)」の張り出しを短めにしたため、総横幅も抑えめです。
しかしテンプル(腕)を横に拡げてフィッティングすることにより、フレキシブルなフィッティング調製を可能としています。
調製を加えても、型崩れなどが起きにくい頑丈な智の構造に設計しています。
ガイヤードの鼻
今回の『ガイヤード』は、レンズ型にも気を遣いましたが、特に鼻パーツの付ける位置取り、鼻部分まわりのデザインに工夫を重ねた意欲作です。
「24ミリ」の広めの鼻幅(レンズとレンズの間の幅)を持つセルフレームのデザインは難しいもので、自然な雰囲気で、なおかつ24mmの鼻幅のものを作るにあたり、かなりの試行錯誤を重ねました。
外国人用のセルフレームであれば、ものすごく広く鼻パッドを付けたり、ものすごく鼻パッドを上に付けたり、ほんのすこしだけしか鼻パッドを付けない、などとすれば済みますが、
それでは一般的な日本人の鼻には、たいてい合わせにくくなります。
最終的には、裏から見たら相当な「狭めの設置」「下部に設置」「わりと大径の鼻パッドを設置」とし、それでいて正面には「斜めカット」を施すことで、自然な見た目に落とし込んだままでの日本人向けのセルフレーム丸メガネ
に仕上げることに成功。
↑裏から見たら相当な「狭めの設置」
「下部に設置」「わりと大径の鼻パッドを設置」
(画像は カラー バラフ横流れ 641139 です)
懐古調のメガネが好きな日本人的なサイズの鼻を持つ人にはこのうえもない好相性となるインパクト。
↑日本人的なサイズの鼻を持つ人にはこのうえもない好相性
(画像は カラー 茶バラフリッチ LAD8822Ⅲ です)
鼻パッドの上下位置の位置取りは、レンズの天地中央の、やや下くらいという平均的な配置取り。
この場所に鼻パッドを配置していながら、鼻幅サイズ24mmを確保したことが、「丸メガネの世界の奇跡」と呼ぶべき事態と言えるでしょう。
ガイヤードの色
バラフ流れ(641139)
バラフ横流れ (641139) は、クラシカルな形状の真円に相応(ふさわ)しいハードなキハク(卵黄色)とコゲチャの、
切れ目の険しい重厚な柄を持つ、懐古調の色目を持つ生地色です。
今回のセルフレームのカラーの中でも最もこの「ガイヤード」のフォルム、設計理念と適合する、代表格となる色です。
焦げ茶色のベースに、ところどころに、切れ目のようなランコウキハクの色の断裂が垣間見える、エッジの効いた配色です。
レンズ型は真円。
レンズ横幅とレンズ縦幅を同じ42mmの設定にて製作。
ブラックM59-551
ブラック (M59-551) は、
真円にするべき最も正統派の伝統的な色となっています。
黒は黒でも、このガイヤードの黒 (M59-551) はヨーロピアンな風合いを感じる特別な雰囲気。
メガネの産地、福井県鯖江市の蔵の中で乾燥させた、「濃厚アセテート」の高級な黒の素材感。
触り心地もさることながら、鼻部分の小さな斜めのカットも、自然な流れでフォルムを形作っています。
智(ち)の、横への張り出しが小さいことも、アメリカンな雰囲気ではなくフレンチ寄りのイメージを出すことに一役かっています。
レンズ型は真円。
レンズ横幅とレンズ縦幅を同じ42mmの設定にて製作。
茶バラフリッチ(LAD8822Ⅲ)
茶バラフリッチ (LAD8822Ⅲ) は、「リッチ」の名を冠する、濃厚で繊細なトーンを持つ、正統派の茶色系統の色目で、ひときわ目の細かいマダラ紋様を持ちます。
茶色の安定したトーンを持つ落ち着いたバラフですが、「リッチ」の名を冠するに相応(ふさわ)しい、細かなピッチのバラフ模様が例えようも無い高級感を醸(かも)し出しています。
薄すぎず濃すぎずの中間的な茶色の色目を持っており、繊細なトーンを持つ、正統派の茶色系統の色目で、ひときわ目の細かいマダラ紋様を持ちます。
レンズ型は疑似真円。
レンズ横幅は43mmで、レンズ縦幅は41mmとなっています。
ほんの少しだけ横に長い、丸い形状のレンズです。
茶マダラタイマイ(610228)
茶マダラタイマイ (610228) は、「タイマイ」の名に恥じない、タイマイと呼ばれる亀の甲羅の独特な柄を再現した、コントラストの強いテイスト。
当方のオリジナルフレームでも何度か採用した定番の色合い。
「タイマイ」のふたつ名に恥じない、『タイマイと呼ばれる亀の甲羅』の柄を再現したアセテート生地を使用。
大自然の神秘を思わせる大胆にして繊細な斑目(まだらめ)紋様(もんよう)が、コゲチャとランコウキハクのツートーンに乗って、鮮やかに浮き上がっています。
レンズ型は疑似真円。
レンズ横幅は43mmで、レンズ縦幅は41mmとなっています。
ほんの少しだけ横に長い、丸い形状のレンズです。
ブラウンデミダーク(VGS132)
ブラウンデミダーク (VGS132) は、「ダーク」の名を冠する、最も濃厚にしてオーソドクスな濃い茶色のマダラ模様となります。
“デミ”と呼ばれる、濃い茶色のマダラ模様の系統の色ですが、その中でも「ダーク」の名を冠する、特に濃い色合いの茶色マダラの柄となります。
黒に近いけれど、黒ほど濃い色ではないほうがいい…そんなときに選ぶべき色。
レンズ型は疑似真円。
レンズ横幅は43mmで、レンズ縦幅は41mmとなっています。
ほんの少しだけ横に長い、丸い形状のレンズです。
山吹横流れ(MK1129Ⅲ)
山吹横流れ (MK1129Ⅲ) は、茶色よりは黄色に近い、山吹色系統の、薄く淡い横流れ模様です。
黄色に近い山吹色の、おなじみの丸メガネの色合いとなります。
横に流れる流紋(りゅうもん)を形作る、自然派の暖かな色使いです。
山吹色系統のアセテート生地には、柔らかい色目から強烈なものまでありますが、あまり強い鮮やかさではないものを使用。
レンズ型はラウンドオーバル。
レンズ横幅は44mmで、レンズ縦幅は40mmとなっています。
けっこう横に長い、丸系の形状のレンズです。
薄茶横流れ(T36703)
薄茶横流れ (T36703) は、茶色系統の甘く淡い色、飴色(あめいろ)とも呼ばれる薄いトーンの横流れ紋様です。
薄茶色ということで採用していますが、少し山吹色に近い印象となりました。
しかしながら、黄色に近い山吹色とは一線を画する、“飴色(あめいろ)”と呼ぶべき茶色そのものを薄く甘くした、わずかな横流れ模様を持つ、安定性の高いカラーです。
レンズ型はラウンドオーバル。
レンズ横幅は44mmで、レンズ縦幅は40mmとなっています。
けっこう横に長い、丸系の形状のレンズです。
ガイヤード レンズ径/色品番
42□24 上下幅42㍉ (真円) |
・バラフ横流れ → 641139 |
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43□24 上下幅41㍉ (疑似真円) |
・茶バラフリッチ → LAD8822Ⅲ |
44□24 上下幅40㍉ (ラウンドオーバル) |
・山吹横流れ → MK1129Ⅲ |
ガイヤード 真円(42□24)↓
バラフ横流れ (641139)完売 |
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ブラック (M59-551) |
ガイヤード 疑似真円(43□24)↓
茶バラフリッチ (LAD8822Ⅲ)完売 |
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茶マダラタイマイ (610228) |
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ブラウンデミダーク (VGS132)完売 |
ガイヤード ラウンドオーバル(44□24)↓
山吹横流れ (MK1129Ⅲ)完売 |
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薄茶横流れ (T36703) |
写真撮影 オプティック オベロン
ガイヤード品揃え店
ガイヤードは会員店なら、どこでも在庫をしていますが、特に下記の店には2色以上の品揃えがあります。
東北
福島県 | メガネの石津屋 |
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関東甲信越
山梨県 | メガネ・トケイのユキエ |
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山梨県 | 充之多メガネ |
東京都 | マリコ眼鏡店 |
神奈川県 | オプティック オべロン |
東京都 | オプティック・レインボー |
千葉県 | optic DAIWADO |
中部東海
静岡県 | メガネのオガワ |
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近畿北陸
石川県 | オプトパル |
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京都府 | 京都メガネ館・本店 |
大阪府 | アイトピア |
大阪府 | メガネショップ サノ |
四国
高知県 | メガネのハマヤ |
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九州
福岡県 | メガネのオガタ |
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長崎県 | 尚時堂 |