リレⅡ（LireⅡ）について

丸メガネ研究会オリジナルフレームの中でも特に人気の丸メガネ「リレ」の後を継ぐモデル「リレⅡ」が、完成しました。

リレⅡのレンズ径は、 横幅36ミリの小径で、 上下幅は36ミリ、つまり真円です。
フレーム全身に「コバルト合金」と呼ばれる、 細く伸ばしても粘り強い金属を使用し、チタン製フレームよりも、細身のボディにすることに成功しています。
細身であるがゆえに、ひときわ繊細な雰囲気を持ち、女性にもかけこなしやすいイメージを持っています。


一山ブリッジを採用し、 テンプルは直線的な 「段付きストレートタイプ」のスタイル。

リレの頃からのスタイルをそのまま踏襲し、合理的な設計の横の広さを拡げやすい構造となった、 フィッティング調整を前提としたパーツです。

昔から生き続ける メガネのパーツ造りの一スタイルとして、この「段付きストート」の腕はありましたが、

どういう形状のフレームで、このテンプルを使用するべきか、そこは設計者の手腕の発揮どころです。

前作「リレ」からの変化

①ブリッジ位置
②鼻の裏のしっぽう塗り
③色展開
の3つの点で変化を付けています。

①ブリッジ位置
前回のリレよりも、1mmだけ下にブリッジを付けるよう設定。
少しだけ、鼻の低い人への対応範囲が広がりました。
②鼻の裏のしっぽう塗り
前回のリレは、鼻部分の裏に「しっぽう塗り」と呼ばれる、硬質な樹脂素材を塗っていましたが、リレⅡでは敢えて無くしています。
③色展開
カラー1　アンティークシルバー（前回と同じカラー）

カラー5　アンティークゴールド（前回と同じカラー）

カラー7　ブラックマット （ツヤあり黒をツヤ無し黒に変更。）

カラー9　パープルマット （限定的に少量生産したこだわりのカラーです。）

リレⅡの玉型

レンズの玉型は真円です。
ご希望によって疑似真円に加工することも可能です。

リレⅡのサイズ

サイズは2サイズです。
36□26　(かなり小さいサイズ)
と
36□30　(中くらいのサイズ)
の2サイズです。


どちらかといいますと、サイズは、36□26(かなり小さいサイズ) よりも、 36□30(中くらいのサイズ)のほうが、日本人の顔サイズでは、適合する人が多いです。
むろん、この2サイズの どちらでもかけられるという人もいます。

サイズが大きいというのは、 レンズとレンズの中央の棒パーツ (ブリッジと呼ばれる) が短いか長いかという違いです。

ブリッジパーツが長いと、 対比的に、 レンズの玉型サイズが ますます小さく見えます。

より小径レンズに見えるリレⅡは、より数学者的、精密機器取扱の人的に見えることでしょう。


最初に丸メガネをかけこなすのであれば、 その経験則において、 レンズ小さめのほうが、 やや入り込みやすいといえるかもしれません。

丸メガネとは、レンズの丸が小さければ小さいほど、数字や機器など細かい何かと 関係する人に見え、レンズの丸が大きいほど、その逆…… 文学者的なイメージ、 アーティスト的なイメージ、果ては喜劇役者的なイメージといった、独特なイメージに見えやすいものです。

リレⅡの色

カラー1　アンティークシルバー
丸眼鏡としてはよく見られる 定番のカラー。
この細身のリレ系統において、もっともその色の持つ繊細さを十二分に魅力発揮できるものです。


カラー5　アンティークゴールド
これまたお馴染みの色ではありますが、前回のリレでは比較的すぐにメーカー在庫が完売し 売り切れとなった人気カラー。
今回ようやく復活の運びとなりました。


カラー7　ブラックマット
前回はツヤあり黒だったのを、ツヤ無し黒に変化させています。
この細身のリレⅡにおいては微妙な違いですが、どちらを好むかはその人次第かと思います。
漆黒の静謐(せいひつ)さを持つ艶消しの黒。


カラー9　パープルマット
女性のニーズを意識しての新投入の限定生産のカラー。
リレでは「ルビーノワイン」という、赤いカラーを採用していましたが、今回はムラサキ。

リレⅡ在庫表

小さいサイズ（36□26）↓

カラー1：アンティークシルバー完売
カラー5：アンティークゴールド完売
カラー7：ブラックマット
カラー9：パープルマット

中くらいのサイズ（36□30）↓

カラー1：アンティークシルバー完売
カラー5：アンティークゴールド
カラー7：ブラックマット
カラー9：パープルマット

リレⅡ品揃え店

リレⅡは会員店なら、どこでも在庫をしていますが、特に下記の店には各サイズ２色以上の品揃えがあります。
（★がついているのは各サイズ全色在庫の店です）

関東甲信越

中部東海

近畿北陸