
その知恵と技術を集結したオリジナル丸メガネフレーム
シンキング(ThinKing)

ThinKing 24 カラー番号 1
メーカー参考小売価格 ¥25,000+消費税
シンキング(ThinKing)について
設計責任者:岡本隆博
ThinKing、8つの特長
1)「より知的に」ということで、39mmの玉型としました。
丸メガネは玉型サイズ(レンズの大きさ)が大きくなればなるほど、三枚目的な雰囲気のメガネになります。
それはそれでよいのですが、ThinKingは、昔の学者のような雰囲気を醸し出すように、玉型サイズが39mmとしました。
そして、もしも玉型を真円に作ると目の錯覚で縦長の楕円に見えるので、縦を37mm程度にして、結果としてほぼまん丸に見えるように配慮しました。
サイズは、39□24 39□28 39□32 の3サイズで、 玉型サイズを一定として、鼻幅でサイズを変え、装用者のPD(瞳孔間距離)に応じてフレームPDを選択し、玉型の中でも瞳孔位置を適切な場所にもってこれるようにしてあります。
そして、39mmという大きさは、レンズの薄さを最低にできる大きさです。
39□24
フレームPD 63mm
適合PD 59~63mm
39□28
フレームPD 67mm
適合PD 64~67mm
39□32
フレームPD 71mm
適合PD 68~71mm
2)リムには、リム切れの少ない新しいチタン材、タイベックチタンを使用しています。
3)腕は、フィット感とフィッティング性の両方を重視して、新素材バイオチタンZ(バイオチタンではありません)を使用しましたので、適度な弾力性を持ち、しかも変形が少なく、フィッターの意思に添う調整が可能となっています。
そして、枠全体の柔らかいフィット感と、レンズを入れた結果における軽さとの相乗効果で、レンズ度数の強弱に関わらず、快適な掛け心地を得られるのです。
4)腕の金属部分は、コメカミ部を圧迫しない形にし、望ましいフィッティング状態となるように配慮してあります。
5)腕先モダンは、もみあげ部分を押さえにくい形状で、屈折点の変更や屈折点から先の調整変形をしやすいものにしています。
6)クリングスパッドには、力学的にもっとも好ましい下広タイプのものを採用していますが、パッド取り付け部が国際規格に合致したものなので、いろんな別種のパッドに取り替えることもできます。
7)またクリングスパッドの位置(正面から見た高さ)も、日本人の平均的な鼻根の盛り上がりかたを考慮したものとしています。
従来の枠ではパッド位置が高すぎるものが多く、そのためにメガネがずり下がり気味になる事が多かったので、それを修正した位置にパッドを設定しています。
8)丸メガネには、腕に唐草模様の刻みが入ったものなど、レトロ調のモノが多いのですが、ThinKingにおいては、あえてそういうレトロさからは脱し、現代生活の中の丸メガネ、として、シンプルでメカニカルな雰囲気のものとし、色も、そのスタイルに合う色としました。
丸メガネに我々が求めるべきレトロさとは、唐草模様的なレトロさではなく、玉型サイズの小ささによる賢者イメージにある……というのが、ThinKingの設計者の考え方なのです。
シンキングのネーミングの由来
ThinKingの玉型の横幅サイズは、たったの39mmしかないのですが、それでも縦幅があるので、さほど小さくは見えません。
そして、39mmという幅により、たいていのメガネでもっとも厚くなる耳側の厚みが最小限度の厚みですみます。
本格派ウスカル枠の、ウスカリズムよりも、左右の厚みはまだ薄くなります。
強度近視のかたでも、ウズの目立ちかたが少ないので、たいへん好適です。
薄さ(thin)の王様(king)、それが ThinKing です。
また、ThinKing には、昔の学者や作家などの「考える人」のイメージから、 thinking の意味も込めています。
シンキング サイズ、色展開
39□24(小) 39□28(中) |
1.ライトブラウンマット |
---|---|
39□32(大) |
3. チタングレーマット |
シンキングの色
カラー番号1
カラー番号3
カラー番号8
カラー番号9
写真撮影 原 靖宏
真円と疑似真円の相互変換
シンキングの玉型は、一見真円に見える疑似真円です。
伝統的な真円がお好きなかたには、真円でお作りすることもできますので、 ご遠慮なくお申し出ください。
それについては、割増料金はいただいておりません。
ただし、玉型サイズは、このシンキングの場合、元は39×37ですが、
真円になると、38×38になります。
*この加工をできる会員店については [ こ こ ] をご覧ください。