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丸メガネは、ご承知のように玉型の天地幅が深い。
大体40mmから50mm前後ある。
最近流行の天地幅が浅いものだと25mm前後のもあるから、それに比べると、ざっと2倍の天地幅を持つ。

そうすると丸眼鏡のフィッティングにおいて、まず留意すべきなのは、玉型リムの下部が頬につかないように、うまく調整をしないといけないということである。

それから、丸メガネはおおむねフロント総横幅が狭めである。それが130mmを超えるものは少ない。
だから顔幅の広い人が丸メガネをかけると、腕が顔の側面、すなわち、こめかみやもみあげのあたりを圧迫してしまうことになりかねない。
ゆえに、それを避けるために、腕をうまく膨らませて(廻りこませて)フィッティングする必要性が出てくることが多い。
それをしないで、腕が顔の側面を圧迫する状態で掛けていると、腕が顔を両横から押して、メガネ全体を前に押し出してしまう力のかかりかたになってしまうので、好ましくないのである。

そういうフィッティングの重要さを考えると、丸メガネを通販で売るということが、いかに無責任なことであるかということが、よくおわかりいただけると思う。

丸メガネに限らず、通販で買ったメガネ枠を自分の家の近くの店へ持っていって、レンズを入れてもらうついでにフィッティングもしてもらおう、という考え方は、合理的なようで、実はそうではない。
ちゃんとしたメガネ屋なら、自店の商品であれば、その材質や特性などもわかっているので、フィッティングもしやすいが、そうでなければ、調整をしていて思わぬ事態(カラーの部分剥がれや枠表面の傷など)が起こった場合に責任をとりにくいから、調整にはあまり気が乗らない。
思い切って調整をやろうとしたら、お客さんに「調整していてどうにかなっても私は責任をとれませんけれど、いいですか」と聞かないといけない。
しかし、そういうことを聞かれたらユーザーの方としても困るはずである。

だから、メガネは、ちゃんとしたメガネ店で枠とレンズを共に買うのが一番であり、丸メガネは、丸メガネを、雰囲気やサイズで多く取りそろえている本会の会員店で、サイズの合うものの中から選んで買うのが一番なのである。

また、丸メガネは、フレームPD(左右の玉型の中央の間の距離)が短めのものが多く、その距離が66を超えるものが大変少ない。
それゆえに、少しPD(瞳孔間距離)の広い人が丸メガネかけると、瞳孔中心が玉型リムの中央よりも耳側に寄ってしまって、外見的にもおかしいし、装用者のフレーム視野の面でも望ましくない状態になりがちであった。

しかしそれは、私たちのオリジナル丸眼鏡である「ThinKing」で、ほとんど解決できた。
ThinKingだと、フレームPDが67と71のものがあるので、少々PDの広い人でも、見た目にも、本人のフレーム視野の点でも、おかしくなく掛けられるのである。




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